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令和5年度 宮崎国際大学 公開講座のお知らせ 「私たちの話をごちそうにしようー食文化と歴史を語る ”Let Our Talk Be the Feast – A View of History through Food”」(8月6日) ※無料・要予約

2023.6.22

日時:8月6日(日) 10:00~11:30

講師紹介:エレン・ヘッド(国際教養学部)

スコットランドのセント・アンドリユース大学でラテン語と英語の修士号を取得後、ギリシャのアテネで教鞭に立つ。1990年ロンドン大学で教員資格を取得、2000年来目。言語学習者の自律性向上に情熱を注ぐ。現在、JALTの学習者開発研究部会のンメバーとして活躍中。また、インドネシアやオーストラリアなど遠方からの寄稿者を含む「Challenging the Conventions of Research into Learner Development」誌の編集を担当する。

概要:イギリス料理は、当たり障りのない、面白みのない料理だと言われることがあります。本講演では、エレン・ヘッドが、2000年以上の歴史を持つヨーロッパと世界の食文化の文脈でイギリス料理を紹介します。ローマ時代の料理書『アピシウス』から始まり、寒くて湿った北の大地イギリスへ文化の旅に出かけ、エリザベス1世の宮廷での素晴らしいバンケットや、初めてベストセラーになった料理本の著者イザベラ・ビートンの料理を、時代を超えて紹介します。参加者の皆さんには、感想や食体験などを語っていただきます。なぜ、どのようにしてイギリス料理は当たり障りのない評判を得たのか、イギリス料理に希望はあるのか、といった疑問を一緒に解決していきましょう。

対象:中学生、高校生、大学生、一般市民

言語:英語(必要に応じて日本語通訳あり)

会場:宮崎国際大学